2026年の「Numeracy AI Writing Award(数感杯AI作文コンテスト)*1」で、うれしい知らせが届いた。
台東県の臺東縣東海國民小學に通う林宥衡さんが、作品「回到幸福原點的飛行」で中学年部門の金賞を受賞し、台東の子どもたちの学びの力を全国の舞台で示した。

この作品は、昨年開催された親子創作ワークショップをきっかけに生まれた。保護者と子どもが共に発想を広げ、AIツールを活用して子どもたちの想像を詩やイラストへと形にする取り組みで、林さんは「父親が戦闘機を操縦して帰宅する旅」を着想源とした。


作品では、滑走路や秒数、距離、得点、平行線といった数学的概念を巧みに織り込み、情景が浮かぶ詩として表現。さらにAI生成の挿絵を組み合わせることで、数学的思考と家族への思いが重なり合う、印象的な作品に仕上がった。


親子による共創から全国受賞へ――。今回の成果は単なるコンテストの結果にとどまらず、子どもが日常の中で数学を見いだし、創意をもって思考を表現する力を示したものといえる。
林宥衡さんの受賞を祝うとともに、指導に当たった学校関係者や支えてきた保護者にも大きな拍手を送りたい。
世界へ向けて、台東の子どもたちの想像力と学びの力が今、大きく羽ばたいている。

*1 「Numeracy AI Writing Award(数感盃AIライティングコンテスト)」は、数感実験室(Numeracy Lab)とRC教育財団が主催する、数学、文学、AI技術を融合させた台湾の創造的ライティングコンテストです。日常生活における数学の美しさや面白さを、AIと協働して新詩(詩)や図文で表現することを競います。
【主な特徴】
数学×AI×文学: AIを活用し、数学のトピックや概念を詩的な作品にする。
テーマ: 日常生活における数学的思考や数感覚の表現。
パートナー: Google GeminiなどのAIツールが、創作の可能性を広げるために推奨されている。
対象: 学生や一般など幅広い参加を募り、数学が日常にあることを伝えることを目的としている。
出典:台東縣政府教育處
写真:同上
この記事は2026.03.14台東縣政府教育處発表の内容を日本語訳し活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。