台東縣政府は、原住民族文化観光の推進に向けた新たな取り組みとして、台東旧駅特区(台東舊站特區)に位置する台東波浪屋に「部落文化観光ショーケース(部落文化旅遊櫥窗)」を新設し、13日午後に正式オープンした。

除幕式では馬蘭部落の長老が伝統的な祈福儀式を執り行い、会場の安全と発展を祈願した。


続いて、桑布伊(サンブイ)が歌を披露。市街地と部落(集落)を結ぶ観光の前線拠点の始動を象徴するパフォーマンスとなった。

台東縣縣長の饒慶鈴氏は、「部落文化観光ショーケースは、旅行者と部落との距離を縮めることが目的」と説明。今後は市街地を散策しながら、県内各部落の観光ガイドや産業情報、「台東部落食尚」による特色商品などの情報を入手でき、2026年に向けたグリーンツーリズムの理念を具体化していくとしている。
台東縣政府原住民族行政處によると、同ショーケースには主に三つの機能がある。
第一に、県内の部落観光ルートを一元的に紹介する「ワンストップガイド」。
第二に、部落グルメや各郷鎮の特産産業を展示し、地域ブランドの発信力を高める「産業PR機能」。
第三に、没入型体験と脱炭素・ローカル志向の行程を組み合わせた「持続可能な観光推進」で、原郷産業の持続的発展を目指す。
饒縣長は国内外の旅行者に対し、台東波浪屋を起点として五感で楽しめる展示を通じ、市街地にいながら部落の自然や生命力を体験してほしいと呼びかけた。ショーケースで紹介するツアーは、低炭素・持続可能・地域密着を軸とし、原郷観光の新たなモデル構築を進める。
台東縣政府は今後も同施設を通じて、部落ツアー、飲食、特産品を連携させ、文化的な深みと利便性を兼ね備えた観光サービス拠点として発展させる方針だ。旅行者に市街地から部落への扉を開き、原住民族の産業の活力と魅力に触れる“スローライフの旅”を楽しんでもらいたいとしている。


台東波浪屋:台東市新生路105號
出典:台東最速報
写真:同上
この記事は2026.02.13台東最速報発表の内容を日本語訳し活用したものです。