《壁のないドーム経済学(無圍牆巨蛋經濟學)》が再び政府サービス賞(政府服務獎)を受賞した。実に台東 7連覇となった。

熱気球フェスティバル(熱氣球嘉年華)、池上秋収穫祭(池上秋收)、最も美しい星空(最美星空)等々……
これら台東ならではの「壁のないドーム型コンサート(無圍牆巨蛋音樂會)」は、世界中にポジティブなエネルギーと美しい思い出を届けてきた。
その成果として、台東県政府は《壁のないドーム経済学―台東「自然×音楽」の調和のシンフォニー(無圍牆巨蛋經濟學—台東「自然×音樂」和諧交響曲)》により、政府サービス賞を7年連続受賞。しかも非六都*1で唯一の県市です👍👍
さらに「池上鄉文化藝術協會(池上郷文化芸術協会)」も共に受賞した。
「台東スローエコノミー(台東慢經濟)」は、音楽・大地・暮らしを見事に結びつけている。


台湾全体では8県市に10か所の大小さまざまなドーム施設があり、さらに7か所が計画・建設中ですが、台東の“壁のないドーム音楽会”は山と海に囲まれた自然の中で開催。これこそが、台東ならではの唯一無二の魅力といえる。
台東縣は7年連続・計8件の政府サービス賞を受賞。
🏆 歴代受賞プロジェクト
*第2回-交觀處
《台灣國際衝浪公開賽-衝破極限(台湾国際サーフィン大会―限界突破》
*第3回-交觀處
《「慢食台東」產業整合及國際行銷發展計畫(「スロー・フード台東」産業統合および国際マーケティング推進計画)》
*第4回-台東縣衛生局
《南迴原鄉衛生所躍升醫學中心級服務品質計畫(南回り原郷衛生所 医学センター級サービス品質向上計画)》
*第5回-台東縣消防局
《搶救生命大作戰!行動急診室,守護偏鄉!(命を救う大作戦!移動型救急診療室で辺境地域を守る!)》
*第6回-海端鄉衛生所
《海的那一端 有超越20線的愛(海の向こうに、20路線を超える愛がある)》
*第7回-國計處
《台東-智慧城鄉生活(彈指之間‧觸手可及) (台東―スマートシティーライフ(指先ひとつで、すぐ手の届く生活)》
*第7回-教育處
《接住每個孩子,當老師的靠山(すべての子どもを受け止め、教師を支える存在に)》
*第8回-交觀處
《無圍牆巨蛋經濟學—台東「自然 × 音樂」和諧交響曲(壁のないドーム経済学―台東「自然 × 音楽」の調和のシンフォニー)》
協力団体:池上鄉文化藝術協會(池上郷文化芸術協会)
台湾各地で広がるドーム建設だが、台東縣は、「台東スローエコノミー(台東慢經濟)」の信念を曲げず、その結果、今回の受賞へと繋がったといえよう。
台東縣という自然豊かな場所に、無機質なドームは不要。野外で行われるコンサート、イベントは天候に左右されるが、それもまた、台東ならではのコンサート、イベントと言えるだろう。自然に逆らわず、自然と共存しながら生きている台東縣民そのものを表現していると言えよう。
また、台東縣政府は今年実施された「星空嘉年華」の模様を動画で公開した。
星空の下に響いた歌声と、あふれる笑顔と笑い声。
「臺東校園好聲音 為愛而唱|星空嘉年華(台東キャンパス・グッドボイス 〜愛のために歌おう|星空カーニバル)」そのすべてを収めた完全記録映像が、公開された。
ステージに立つ子どもたちの緊張と期待から歌い始めた瞬間の自信と集中
そして客席から送られる拍手、一緒に歌い、心を動かされた一つひとつの瞬間—すべてが、カメラに刻まれている。
それは、ただのステージ(発表会)ではなく、子どもたちが勇気を出して夢に挑戦した証であり、みんなで台東の子どもたちを応援した、かけがえのない夜であった。
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さらに、12月19日、台東縣に嬉しい知らせが届いた。
台東県政府のイベントブランド「臺東最美星空(台東・最も美しい星空)」は、2025年11月に「英国 IAA ロンドン・デザイン賞」金賞を受賞したのに続き、12月19日には「ニューヨーク・デザイン賞」金賞を獲得するという朗報が届いたのである。これで4年連続の国際的な賞の受賞となり、屋外・壁のない音楽イベント(戶外無圍牆音樂活動)という特色、そして「最も美しい星空」という観光ブランドが、音楽イベントの枠を超えて台東の星空産業へと進化してきた成果が高く評価された。

台東縣政府によると、本ブランドは2018年から推進され、「どこでも最も美しい星空(處處都是最美星空)」をコアコンセプトに、低光害という自然環境の強みを生かし、夜間観光の長期的なブランドとして育成してきた。
これまでにも国内外で数々の賞を受賞しており、今回の「英国 IAA ロンドン・デザイン賞」金賞および「ニューヨーク・デザイン賞」金賞のダブル受賞は、長年にわたる取り組みの成果をあらためて示すものとなった。
交通・観光発展處の卜敏正處長は、「『台東最美星空音樂會』(台東・最も美しい星空」音楽会)の推進にあたり、歌手やアーティストを招いた公演を通じてグリーンで持続可能な理念を発信している。
地域の歌手やパフォーマンス団体、星空ガイド、宿泊事業者と連携し、星空を自然・文化・暮らしをつなぐ価値として位置づけています。来場者にとって音楽会は、単に“推し”を応援したり音楽を聴いたりする場にとどまらず、地域のアーティスト、文化、そして環境の持続可能性を支える重要な原動力にもなっています。」と述べた。
また卜處長は、「2025年の關山会場の音楽会では、ISO 14067:2018の国際基準に基づき、イベント全体でカーボンフットプリント(炭素排出量)を算定した。」と説明した。
ステージ、照明、交通、物資などの排出量を定量化し、イベントが環境に与える影響を検証。これを今後のイベント改善や削減(減炭)戦略の基礎資料として活用していく考えである。
「台東最美星空(台東・最も美しい星空)」は、2022年に「英国ロンドン・デザイン賞」銀賞、2023年に「アジア・デザイン賞」銀賞および「GOVデザイン賞」銀賞、さらに「WILDグローバル・デザイン賞」を受賞。
2024年には「アメリカ・スパーク(SPARK)アワード」プラチナ賞を獲得している。
そして今年も、第12回台湾イベント・エクセレンス賞(佳作)に選ばれたほか、「英国 IAA ロンドン・デザイン賞」金賞、「ニューヨーク・デザイン賞」金賞を受賞し、国内外の審査において高い評価を受けたことになる。



自分達の地域の優れている部分を行政、住民の両方が共有しているからこその結果であろう。
「地元住民の意識」が如何に重要かである。
*1 台湾六都とは、台北市、新北市、桃園市、台中市、台南市、高雄市の6つの直轄市を指し、これらは人口が125万人以上で、政治・経済・文化の中心地として行政院(日本の中央省庁に相当)に直属する特別な地位を持つ大都市群です。これらの都市は、他の県市に比べて多くの資源と権限を持ち、予算配分や人事面で優遇されています。
出典:台東縣縣政府、台東縣政府教育處、台東最速報
写真:同上
この記事は2025.12.15台東縣政府、台東縣政府教育處発表、2025.12.21台東最速報発表の内容を日本語訳し活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。