3年に一度の「台東デザイン賞(台東設計獎)」が12月10日に発表された。
今年は「「麻煩了,台東!Good Trouble(台東をよろしく!又は面倒(不便)な台東!)」をテーマに、粘り強く、歩みを止めず、台東をより良くし続けている個人や団体に敬意を表し台東デザイン賞(台東設計獎)を授与した。

授賞式で、台東縣縣長(知事)の饒慶鈴氏は「近年の台東の変化は、巨大な建物が建ったり道路が急激に広がったり、大企業が投資したからではなく、むしろ、地域を“デザイン”を通じて深く理解し、暮らしの中から土地と対話し、創意によって山や海に応えてきた、そんな人たちによるものです。
外の人は台東を「遠い・遅い・少ない」と思うかもしれません。
しかしこの人々は、手間を惜しまず、じっくりと育て続け、「Good Trouble」を転がし続けることで、静かに台東をより良くしてきました。
そして台東は、世界の地図の上で最も独自の光を放つ存在になりつつあります。」と述べた。


台東美術館にて五大部門・全38組の受賞チームを正式に発表しました。
「起步造浪(Start in Good Trouble)」から「麻煩有理(Believe in Good Trouble)」まで、どの受賞者も、台東という土地で、行動・創意・そして揺るぎない情熱で変化を積み重ねてきた実践者たちである。
今年のテーマである「麻煩了,台東!Good Trouble」は、一見“面倒”に見える距離、スピード、こだわり──実はそれこそが台東ならではの都市のリズムである。
少しゆっくり、少し深く、少し遠回り。
そうやって台東の人々は、誰にも真似できない美しさを歩んできた。
外から見れば “面倒” に見えることも、台東にとっては揺るぎない底力と豊かさ。
今年の受賞者たちは、コミュニティアクション、文化的イノベーション、生活美学を通して、台東の一歩一歩をより確かなものへと導き、その影響力を広げてきた。
土地から生まれたこの“デザインの力”が、2026年台東博覧會(台東エキスポ)へ向けた最も重要な原動力になる。
今年の受賞者は、文化、地域、環境、工芸、ローカルサステナビリティ、ライフスタイル職人に至るまで多岐にわたり、台東の“ミクロから育つ創造力”を見事に体現している。
面倒をいとわずに地域を良くしようとしてくれる人たちがいるからこそ、台東は勇敢で、こだわりがあり、胸を張って美しくいられるのだろう。



尚、授賞式では、特別講演として、11月30日付本記事でもご紹介した
鈴木宏平氏、山口真知氏の講演も行われ、参加者達は熱心に耳を傾けていた。




尚、受賞者は以下の通りである。
|Start in Good Trouble (起步造浪)|
🌊謝焦雷克
🌊台東縣南島支架大洋舟航海協會
🌊路得行旅
🌊移居生活資材室
🌊家家酒書房(水載乘舟工作室)
🌊海癒小村
🌊萬事屋 ╳ 海風米店
🌊張也海・夏曼
|Carry in Good Trouble (結伴長行)|
🪢Sinapayan 青年工作站
🪢社團法人Ibu原鄉兒少生涯教育協會
🪢藝起來我家 Mi Casa Music & Art Festival
🪢財團法人孩子的書屋文教基金會
🪢土坂時間
🪢社團法人島活共好協會
🪢向陽薪傳木工坊
🪢津和堂城鄉創意顧問有限公司
|Keep in Good Trouble (慢工築夢)|
🪵台灣野灣野生動物保育協會
🪵社團法人台東縣南迴健康促進關懷服務協會
🪵社團法人吳若石神父全人發展協會
🪵財團法人基督教蘭恩文教基金會
🪵成功海銀行
🪵建和鹿寮-青年發想基地
🪵少多宜・篩代
🪵晃晃二手書店
🪵臺東縣慢食協會
|Craft in Good Trouble (寸美不讓)|
🎨峨冷・魯魯安
🎨OKAF藤木植人
🎨鍾慧君
🎨山野牧人創意木器工作室
🎨卡塔文化工作室
🎨哈古 (陳文生)
🎨台東聲音藝術節
|Believe in Good Trouble (麻煩有理)|
💡長濱反風電自救會
💡洄洄山林地方設計與南迴全體居民
💡亞榮隆・撒可努
💡南迴永續旅行聯盟
💡依斯坦達霍松安・那布
💡長濱船團










不便な場所に位置する台東縣だが、それを逆手に取り、様々な企画力で躍進を続ける台東縣。
「田舎だから」と諦めてしまうのか、「田舎だからこそ」と思い、奮起するのか、それは其々の地域の住民の意識、行政力によって大きく変わる。
特に、住民の意識がなければ、いくら行政が旗を振っても意味がない。
新しい風を積極的に受け入れながらも、伝統、歴史、文化、習慣をしっかりと守り、伝承していく覚悟があれば、今日からでも始められるのが地域活性化ではないだろうか。
出典:台東縣政府文化處、臺東設計中心 Taitung Design Center
写真:同上
この記事は2025.12.11台東縣政府文化處、臺東設計中心 Taitung Design Center発表の内容を日本語訳し活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。