台湾のオーストラリア大使館にあたる、澳洲駐台辦事處(オーストラリア事務所:Australian Office in Taipei)は先日、地元で大人気の児童向け絵本21冊を台東縣東河郷図書館に寄贈した。台東縣都蘭地区には英語を読む若い読者が多いので、これらの本を通して子どもたちはオーストラリアの風景やユーモアあふれる物語に触れることができるようになった。

寄贈式には、台東縣政府文化處副局長の劉俊毅副處長、澳洲辦事處副處長(オーストラリア事務所副局長)の蕾英諾氏、東河鄉公所(東河役場)秘書の高鳳伸氏、図書館館長の鄧如吟氏が出席した。

東河鄉公所からはアミ(阿美)族のカバン(情人袋)と竹カップが、台東縣政府からは台東縣のブランドアイデンティティを象徴する新しいホーローカップが贈られた。贈り物の交換は和やかで心温まる雰囲気の中で行われた。



蕾英諾副處長は流暢な中国語を話し、オーストラリアの国鳥であるエミューは後ろ向きに歩かないというあまり知られていない事実を披露し、会場の笑いを誘った。また、彼女はPASIWALI音楽フェスティバル*1に参加したことを嬉しそうに語った。


台東はオーストラリアと常に深く広範な交流を行っており、芸術や原住民文化からファッション、音楽、サーフィン、さらには消防や水難救助まで、幅広い分野で協力関係を築いている。
ここ数ヶ月、(Mr. Robert Fergussonは澳洲辦事處チームと共に、台湾各地の公共図書館に絵本を寄贈してきた。これらのオーストラリアの児童書は、高雄、新北、台北の各図書館で閲覧でき、文化を超えた読書の交流を促進している。
日本にも数多くの絵本の名作が存在する。日本語を勉強している人も多い台湾。日本の文化を伝え、交流する方法の一つとして、「絵本」という新たな切り口があるのではないだろうか。
絵本は言う誰もがすんなりと入り込めるもので、その絵本を通して、互いの国を知り、それがきっかけで、国際交流が始まり、深まる。
*1 PASIWALI(パシワリ)音楽フェスティバルは、台湾の台東県で開催される「先住民族国際音楽フェスティバル」です。
PASIWALIは、アミ(阿美)語で「東の方角、太陽が昇る場所」を意味し、これは、台湾の東部が多くの原住民族文化を育んできた土地であることに由来しています。台湾および海外の先住民族の音楽、文化を中心に、さまざまなジャンルの音楽を国内外のアーティストが披露します。
フェスティバル会場では、音楽だけでなく、先住民族の生活様式を体験できるブースや文化体験も提供されます。
≪特徴≫
音楽: 台湾やオーストロネシア系文化圏(インドネシア、マレーシア、ハワイ、ニュージーランドなど)の先住民族アーティストが多数出演します。
文化体験: 音楽以外にも、先住民族の文化やライフスタイルを体験できるブース、屋台、ダンスパフォーマンスなどが楽しめます。
国際交流: 台湾の先住民族とアイヌ文化の交流など、国際的なつながりも強みです。
≪目的≫
先住民族の音楽と文化を国内外に発信する。
音楽を通じて、先住民族のアイデンティティや土地への想いを表現する機会を提供する。
若手アーティストの育成支援も行っています。
出典:台東縣政府文化處
写真:同上
この記事は2025.11.24台東縣政府文化處発表の内容を日本語訳し活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。