台湾・台東県(縣)ニュース

日本人にはあまり馴染みのない東台湾・台東縣。今、台東縣では地域活性化・地方創生を成功させ、確実に成果を挙げています。その台東縣の最新ニュースをお届けします。

農村再生から新たなチャンスをつかみ取る 台東農村再生実践成果展 台東スロービレッジ:山海の日常が開催された

農村再生コミュニティの認知度向上を目指し、台東縣政府が主催する「台東農村再生実践成果展 台東スロービレッジ:山海の日常(臺東農再執行成果露出活動——慢村臺東。山海日常)」イベントが11月3日、台東縣政府講堂で開幕した。

 


「台東スロービレッジ(慢村臺東)」をテーマとした今回のイベントでは、「台東スロービレッジ」の発展過程の説明に加え、近年の農村再生コミュニティの成果を展示した。

セレモニーの後、成果展示、そして5つの展示エリアを通して、近年の農村再生コミュニティの成果とライフスタイルを余すところなく紹介し、台東の山と海に抱かれた日常風景を披露した。

台東縣政府は、ここ数年、台東の農村コミュニティは「農村再生指導プロジェクト(農村再生輔導計畫)」と「台東農村総合開発プロジェクト 跳村特色農業観光指導プロジェクト(臺東農村總合發展計畫-眺村跳村特色農遊輔導計畫)」の推進により、輝かしい成果を上げてきたと述べた。

産業の発展や文化の保全から環境創造、コミュニティの福祉まで、各コミュニティは行動を通じて変革の力を蓄積し、農村を生活の場だけでなく、希望と夢を抱く場へと変えてきた。

台東縣政府農業處によると、今年のイベントは「台東スロービレッジ:山海に抱かれた日常」をテーマに、5つのコーナーで構成され、来場者を台東スロービレッジでの一日へと招きいれる様に工夫されている。

物語は「日常の始まり」から始まる。「夜明けの幸先の良いスタート」「昼間の工芸」「午後の収穫」「夕陽の宴」、そして最後に「スロービレッジの楽しい暮らし」へと続く様になっている。様々な展示やグルメを通して、台東の農村生活の全体像を紹介している。

 

台東縣長饒慶鈴氏「台東スロービレッジ」は単なるスローガンではなく、ライフスタイルであると強調しました。

「ゆっくりと日常を見つめ、ゆっくりと過ごすことで初めて、台東の山と海の間にある真の美しさを垣間見ることができる。このコンセプトは、台東縣政府の「スローエコノミー(慢經濟)」政策の方向性とも結びついており、「台東スロービレッジ」は、未来の農村の持続可能な発展の中核となるビジョンである。

全国の郷鎮(町村)との協力を通じて、地域の特色と産業資源を融合させ、農村ブランドマーケティングを強化し、台東の農村「スローライフ産業」が今後も輝き続けることを期待している。」と述べた。

 

このイベントには、2026臺東博覽會のメインビジュアルコンセプトも取り入れられており、革新的なオープニングセレモニーで「スロービレッジ台東」の新たな章の幕開けを象徴し、人々が台東の田舎の美しい瞬間を目撃することになる。



台東縣政府は、主催する2つの大型イベント「台東農村生活フェスティバル(臺東農村生活節)」(11月8日・9日、台東市新生公園広場にて)と「Southern Crossing Food Festival(南迴尋味節)」(11月22日・23日、旧台汽大武大武駅にて)に、台湾全土からの来場を呼び掛け、台東の魅力を発信する。

 

日本にも美しい田園風景が広がる場所が数多くある。しかし、そういった風景が眺望できる場所ほど、高齢化、過疎化が進み、地域活性化が強く求められる場所になっている。

インバウンドで賑わう日本の観光地だが、日本の原風景を求める外国人観光客も少なくはない。また、日本の都会暮らしをしている観光客にもとっても、ゆっくりと時間が流れていく田舎の風景は心癒す場所となる。

特別な事は必要ない。ただ、自分達の日常を改めて見直し、それをビジュアル化するだけで、貴重な観光資源にもなる。

田舎の日常と都会の日常とでは、全く違う。同じ日本でありながら、その差は異国ほどの違いがある。

「何もない」「不便なだけ」「年寄りばかり」等々、嘆き、愚痴る前に、その生活の素晴らしさにまずは、地元民が気づくべきであろう。そうすれば、チャンスはいくらでも無限に考えられるはずである。

 

出典:台東最速報、中央社

写真:同上

この記事は2025.11.03台東最速報発表の内容を日本語訳し活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。