台湾・台東県(縣)ニュース

日本人にはあまり馴染みのない東台湾・台東縣。今、台東縣では地域活性化・地方創生を成功させ、確実に成果を挙げています。その台東縣の最新ニュースをお届けします。

明日で鬼月が終わる台湾

今日は少し、東台湾限定ニュースから、台湾全体に関するニュースをお届けしましょう。

 

明日で台湾の「鬼月」が終わる。

日本では馴染みのない「鬼月」ですが、これは、旧暦の7月1日から30日までの約1か月間を指します。中元節とも言われます。

今年の台湾の鬼月は、2025年8月23日から9月21日まで。

鬼月は日本のお盆に似ていますが、期間が約1カ月と長いのが特徴。また、一部の業種を除いて、この期間もカレンダー通りに行政機関、一般企業は業務を行っている。

 

この期間は、あの世とこの世をつなぐ扉である「鬼門」が開かれ、先祖や無縁仏の霊がこの世に戻ってくると信じられている。

各地で供養の儀式が行われる。

期間中、各地の寺院や家庭、企業などで、お供え物を供え、金紙(お供え用の紙幣)を燃やすなどして霊を供養する儀式が行われたり、街中を何十台もの電飾で飾られた車に神様を乗せて行進したりする。

また、この期間、タブーとされている事がある。

家や車を購入する、引っ越しをする、結婚をする、事業を始めるなど、「諸事不宜」とされる新しいことや重要なことは避けるのが一般的である。台湾の引越業、不動産業、宴会場はこの期間は仕事が無い。また、葬儀も避けるという地域もあり、今では火葬が一般的となっているので、先に火葬を済ませ、葬儀は鬼月後に執り行う。しかし、記者が台湾で生活を始めた40年ほど前は土葬が一般的だったため、鬼月が明ける前、ご遺体の周りにドライアイスをいっぱい置いていた。夏場だけに、ご遺体の保存がかなり厳しかった。

 

この時期、街中を歩いていると、家の玄関先や、商業ビルの正面入口などにテーブルを置き、そこにお供え物が並び、台湾独特のあの長い線香を持って拝んでいる人をあちらこちらで見かける。神様を拝むことを「拝拝(パイパイ)」と言い、記者もこの時期になると、自社の入口前でスタッフたちと拝拝をしたことを思い出す。

                         

最後に、台湾の祝日について簡単に説明します。

行政院人事総処は2025年(民国114年)の「政府行政機関弁公日暦表」(行政機関カレンダー)の修正版と2026年(民国115年)の「政府行政機関弁公日暦表」を発表。官公庁の出勤日及び休日を定めたもので、民間企業もこれに基づくのが一般的。

立法院(国会)は今年の5月9日、記念日及び国定休日について定めた従来の「紀念日及節日実施弁法」に代わって、新たに「紀念日及節日実施条例」を可決。これを受けて同月、新たな「紀念日及節日実施条例」が総統令により公布された。

その結果、台湾の「国定休日」に、旧暦「小年夜」(旧暦大晦日の前日)、9月28日「孔子生誕記念日」(教師節)、10月25日「台湾光復・金門古寧頭戦役記念日」(光復節)、12月25日「憲法施行記念日」が加わることが確定。それに加えて、これまで労働者のみ休日とされてきた5月1日「メーデー」(労働節)が、公務員・教員・軍人も含めた全面的な休みとなることが決まった。

但し、国定休日が土日に重なった場合、振替休日が設けられる。

今までは、翌週に国定休日が控えているが、それが飛び石(金曜日が国定休日)の場合、その前の週の土曜日が平日勤務となり、翌週の土曜日を休日にして連休とする方法が講じられていたが、従来の「政府機関調整上班日期処理要点」を修正し、これを「政府機関配合紀念日與節日補假及調整放假処理要点」と改名、新たな「要点」では、故意に連休を作るために休日(台湾華語では弾性放假)を設けてその代替として「振替出勤日」(台湾華語では調整上班日、補班日)を設ける制度を廃止した。

 

例えば、9月28日の「孔子生誕記念日」(教師節)について、翌日の9月28日(月)を振替休日として3連休とすることが、10月25日「台湾光復・金門古寧頭戦役記念日」(光復節)については前日の10月24日(金)を振替休日として3連休とすることが確定した。

2025年台湾カレンダー(赤が休日)

来年の2026年(中華民国115年)の行政機関カレンダーでは、土日と国定休日を合わせた総数は120日間で、そのうち9回が3日以上の連休(土日含む)となる。

 

旧正月:9連休。

☆平和記念日:3連休

☆児童節・清明節:4連休

☆労働節:3連休

端午節:3連休

中秋節・教師節:4連休

国慶日:3連休

光復節:3連休

憲法記念日:3連休

2026年台湾カレンダー(赤が休日)

台湾旅行・出張のスケジュールを立てる際は、是非、台湾の連休を避けて、楽しい台湾旅行を味わって欲しい。この時期、移動のための新幹線、台湾鉄道、飛行機等々のチケットは秒殺で売り切れる。また、観光地は台湾人観光客で満員。宿泊施設も満室。値段も高くなる。特に、旧正月の期間は、ほとんどの飲食店もお休みになるので、要注意。

 

 

写真:一部、許勝達氏より提供