国立玉里高校(國立玉里高級中學)普通科3年生の邱瀞文さんが、教育部(文部科学省)と外交部(外務省)が共催する「高校・専門学校外交エリートコンテスト(高中職外交小尖兵)」で優秀な成績を収めた。
全国の多くの応募者の中から選出され、玉里高校の生徒たちの国際交流力と多様な学習における卓越した能力を証明した。

「高校・専門学校外交エリートコンテスト(高中職外交小尖兵)」は、若者の国際的な視点とコミュニケーション能力を育成することを目的としおり、外交シミュレーション、英語によるプレゼンテーション、国際問題に関するディスカッションなど、多様な課題を通して、生徒たちの語学力、論理的思考力、そしてチームワークが試される。
邱瀞文さんは、流暢な英語力に加え、国際問題に関する詳細かつ優れた洞察力のレポートを披露し、審査員全員から高い評価を得た。
玉里高校の詹坤達校長は、「今回の成果は地方の高校生でも全国舞台で活躍できることを改めて証明した」語った。
多くの人々は、大都市圏の名門校だけが競争力で優位だと考える。しかし、玉里高校は長年にわたり、生徒の多様な学習と国際リテラシーの育成に尽力してきた。しっかりとしたカリキュラムと教師の指導により、生徒たちは地域でも優れた成績を収めることができた。
情熱と粘り強さ、努力さえあれば、地方の高校生も全国の優秀な生徒と競い合うことができる。邱瀞文さんが学校と花蓮県を代表して全国大会に出場し、優秀な結果を出したことが正に、そのいい例である。
邱瀞文さんは、「参加するまでの過程は大変だったものの、今回のコンテストに学校代表として参加できたことは、私にとって非常に意義深いことです。英語でのスピーチ練習や情報収集を続けることで、英語力の向上、地球規模の問題や世界情勢、外交問題への理解が深まり、将来は、国際的な視野を持ち、台湾のために発言できるプロフェッショナルになり活躍したいという目標が固まった。」と語った。

玉里高校保護者会会長を務める邱瀞文さんの父親は「先生方やクラスメイトの支えのもと、娘はこれまで勇敢に努力し、諦めずに頑張ってきました。この様な栄誉を賜り、大変嬉しく思います。娘はこの経験を活かし、さらに高い目標に向かって進んでいくと信じています」と感謝の意を表した。
今後、邱瀞文さんは他の選出された「高中職外交小尖兵」たちとともに外交部を訪問し、専門研修や外交実務模擬授業に参加したり、国際交流キャンプに参加し、外交業務の現場を直接体験し、国際的な視野を広げる予定となっている。
玉里高校は、「この栄誉が、より多くの地方の高校生たちに勇気を持って夢を追い求めるきっかけとなり、努力を重ねれば、出身地に関係なく、個人の成長を促す糧となることを証明してくれることを願っています。本校は、「地域に根ざし、国際志向(在地扎根、放眼國際)」という教育理念をさらに深め、より多くの生徒がグローバルな競争力を身につけ、世界の舞台で活躍できるよう支援していくと宣言した。
玉里高校では過去にも数多くのコンテストで優秀な結果を残しており、昨年は、中華民國旅行業品質保障協會主催の「2024年度キャンパス国際ゴールデントラベル視察ツアー旅行プランデザインコンテスト(2024校園國際金旅檢旅遊行程設計競賽)」に参加した楊恩典さん、林莉芸さんは、離島観光ツアー(離島旅遊)部門でキャンパス国際ゴールデントラベル賞(校園國際金旅獎)を受賞している。大学、高等学校、短大などから合計133の応募があり、高校で優勝したのは玉里高校のみで、残りはすべて大学、短大であった。
1968年8月1日創立の國立玉里高級中學には、現在、普通科、體育班(体育科)、原住民實驗班(原住民研究科)、旅館服務科(ホテルサービス科)、電子商務科(電子商取引科)、資料處理科(データ処理科)、時尚造型科(ファッションデザイン科)、廣告設計科(広告デザイン科)、餐飲管理科(レストラン経営管理科)、觀光事業科(観光事業科)といったクラスがある。
ちなみに、台湾人、特に、若年層の英会話力は非常に優れており、日本とは比べものにならないほどの語学力を身につけている。
記者は英会話が苦手なのだが、台湾の友人から「日本で中学から大学まで英語を学んだのに、どうして英会話が苦手なの」と言われ、「日本の教育は文法重視だから」と中国語で答えると、「まあ、中国語が話せるなら、良しとしよう」と言われ、苦笑いするしかなかった。
東台湾にも優れた人材がいることを日本の方々にも知っておいてもらいたい。
明日は、何故、台湾人が外国語に強いかを証明してくれるコンテストをご紹介します。
出典:東台湾新聞網、國立玉里高級中學
写真提供:東台湾新聞網
この記事は東台湾新聞網、國立玉里高級中學ホームページを日本語訳し参考資料として活用したものです。原文と相違がある場合は、公式サイトに掲載されている原文が優先されます。